高津川を上る
 匹見川編T

  横田〜三水
2005.5.21
 久々に「高津川を上る」シリーズ。前回で、本流編は河口から水源までが終了したので、今回からは、支流編として、匹見峡で有名な匹見川を上ることにした。匹見川は横田で本流と合流しているので、そこからスタート。
 昨年6月ごろ一度ロードバイクで挑戦したのであるが、土手の道など未舗装の部分が多く、途中で断念したことがあったので、今回はMTBで行く。このシリーズはできるだけ川の近くの道を進みたいと考えてる。
 3時すぎに横田の川沿いの駐車スペースに車を置き、そこからスタート。土手の上から川を見ると、川べりに道が・・・早速、石段で自転車を押しながら降りてみた。川がより近くにあり、車も一切通らない静かな道。ここを少し上って行くことにした。
 その道を進むが、それほど長くは続かず、上に出て土手の道を行く。以前ロードバイクで断念した未舗装の部分。この道をMTBで進む。さすがはMTB不安な感じはなく、どんどん進める。こういう道をMTBで進むのも気持ちいい。左手にちょっとした休憩スペースが見えてきた。ここは、以前自治会の焼肉をしたところでもある。

    

 再び舗装路になり、少し進むと、また、未舗装路。匹見川ぞいの土手にはこうした道が結構ある。(もちろん、幹線道路は舗装)

   

 こうした未舗装の箇所は、人もそれほど入らないからだろう、とてもいい雰囲気がある。川ももちろん綺麗だし、山は新緑。目はもちろん風を感じる肌、川の音を感じる耳などとてもここちいい。癒される空間をのんびり進む。・・・贅沢だ。

   

 土手の道を進み、少し行くと、白岩トンネルが見えてきた。当然、トンネルは通らず、川ぞいの旧道へ。旧道というのは車には不便だけれども、自転車にはちょうどいい。いや、自転車のためにあるような道といった方がいいかもしれない。
 土手の道を行のは気持ちいいのだけれど、一つだけ気をつけなければならないことがある、それは突然の行き止まりだ。今までの「高津川を上る」でも何回かそうした憂き目にあった。今回も行き止まりだ〜例外ではなかった。白岩トンネル横の旧道を通るとき、橋があったので、対岸に渡り、そこの道を進んだ。すると、その道、どんどん川から離れ、山へと上って行くではないか、これはまずい、ということで、川の近くにもどり、土手を進んだのだが、だんだんと狭くなり、ついには行き止まり。だいぶ来ていたので(1〜2キロぐらいかな?)、ショックだったが、仕方がない、逆戻りをして、橋を再び渡るということがあった。まあ、こういうアクシデントも思い出になるのであるが・・。

   

 豊川発電所。ここは、日原と同じように、上流地点にある取水堰から高度差のある下流地点まで水路を引き、その落差を利用した発電(水路式発電)所である。環境にやさしい発電所だ。この発電所の横にも土手があり、車では決して通れない道なので、その景色を楽しみながら行く。やはり、綺麗だ。

  

 発電所を過ぎ、少し行くと、なにやら雲行きがあやしい。出発するときはいい天気で布団や洗濯物がベランダに干してあったのであるが、このままだと、雨が降るかも?と不安になった。携帯で家に電話をしようとしたが、なんと、というか、やっぱりと言うか圏外だったのだ。仕方がないので、道を進みながら、公衆電話を探す。圏外の場所ならではだろう、少し行くと店があり、そこに公衆電話が・・・久々に利用した。
 しかし、家に電話をしても誰も出ず、留守電のメッセージ。仕方がないけれど、本日はここまでにした。
 三水というところらしい。ここから川を見た景色が本日のベストシーン。

本日のベストシーン 

ここまでは15.28キロだったが、帰りは最短距離を進むため、全部で24.17キロとなった。
















『高津川を上る』