「奈良〜京都」2004.8.3
 昨日の疲れから朝はなかなか目が覚めないかな?と思っていたが、意外に早く目が覚めた。6時前だったと思う。本日のルートをどうしようか昨夜から考えていた。パンクが無かったら、京都観光をして、琵琶湖方面へ進む予定であったが、パンクがあったので、予定を変更することにした。『つぎはぎ日本一周』にするためには、途中自転車が通らなかった箇所がないようにするというのが本筋である。大変ではあるが、三山木まで戻って、そこから再び京都を目指すことにした。う〜ん変なこだわりだ。
 もう、自転車は直っているので京都駅まで自転車で進む。朝のさわやかな空気の中車道を軽快なスピードで行く。京都駅で自転車を分解して輪行バックにいれ、近鉄線に乗り込み、三山木駅まで行く。そして再び自転車を組み立てて、パンクした場所を目指す。そこは、昨日悪戦苦闘した場所だ。道路を見ると、昨日無くなったと思っていたパンク修理用のバーが2個あった。ここに忘れていたのだ。ホテルではこれが無かったために、多少苦労したが、ミニ修理セットを活用してなんとかできた。 

 

 さて、今度こそ、パンクしないように注意しながら自転車道再スタートである。今まで、釘や、ガラスがあるところは注意して通っていたが、今度からこれに加えて草が刈られてあるところも注意していかなければならない。

   

 昨日同様気持ちよく進む。途中、全長356メートルもある木造の橋『木津川流橋』があった。せっかくなので、渡ってみることにした。しっかりしているように見えて案外ゆるく止めてあるようで、自転車が進むとがたがたと音がして、したの板が揺れるのだ。こんな橋もあるんだなあと妙に感心。 標識に沿って進むが、木津川から桂川へ移るあたりで、方向感覚がおかしくなるような気がした。さっきまで川を下っていたと思っていたのが、川を渡ったら今度は上るというように、逆向きでは?と思ってしまうようなところが何箇所かあった。まあ、標識どおり進めば間違いないのであるが、・・・・。そして、自転車道終点の嵐山である。ここは、宮坂先生の会で何度も来ている場所である。

 

京都市内の自転車道・・・・これでは意味がないのでは?

 嵐山をすぎ、今度は二条城へ向かう。ここは初めての場所なので、期待していた・・・しかし、なんと火曜日はお休みということで、入ることができなかった。気を取り直して昨年は銀閣寺だったので、今年は金閣寺だ!ということで、そこへ向かう。

 二条城の駐車場の人に金閣寺まで何分ぐらいかかりますか?と訪ねたら「う〜ん車で15分ぐらいだからねえ」という答え。自転車なら30分ぐらいかかるかな?と思ってスタートしたが、自転車でも15分ぐらいだった。金閣寺は、目に鮮やかな金。いつかプロジェクトXで金閣寺の再建のことをやっていたが、苦労して再建したのであろう。金閣もいいけど、でもどちらかというと銀閣の方が好きかな?

  

 ということで、午後4時10分には帰りのバスが出発するので、観光はここまでにして京都駅に行った。そこで自転車を分解して大阪まで帰る。大阪ではバス停のところに輪行バックごと鍵をして置いておいて、時間まで、駅の中の店を見て回った。昼食をとろうと思っていると、ブラックカレーなる看板が・・・面白そうなので、早速その店に入り注文した。う〜んカレーだ。色は確かに黒いけど。
 結構面白い店が多く、自転車店もあった。パーツなども置いてあるかなり専門的な店で、結構な時間いた。そこの店を出て少しいくと、足裏マッサージという看板。昨日からの足の疲れもあり、歩くのも億劫になっていた私は、誘われるままその店に入った。25分間2500円という値段であったが、それなりに気持ちよかった。とはいっても、マッサージしてもらっている間中寝てしまった。本当にやってくれていたのかな?・・・失礼。
 さて、足もすっきりしたところで、そろそろバスの時間。益田に向けて出発である。来たときは、夜行バスだったので、ベットに近い感覚だったが、今度のバスは普通の座席。少々きつかったが、それでもなんとか益田へ到着。夜中の11時前だった。
 早速換えのチューブ注文しておこう。
 今回は世界遺産の旅といった感じだった。次回はどこへ行こうかなあ?
 本日の走行距離75キロ
 京都〜三山木まで480円
 金閣寺入場料 400円
 京都〜大阪まで540円
 大阪〜益田長距離バス 6700円

 



















『つぎはぎ日本一周』