紅葉カヤック&サイクリング 
 2004.11.7
 久々に自由になる日曜日。つれあいと息子たちは宇部に行っているので、カヤックをしてもいいというお許しが出た。この前、光までビアンキでツーリングしたときに山口アウトドアクラブによって「今度またツアーに参加します」と話していたこともあり、そこのHPを見てみると、この日(7日)のツアーは聖川カヌーツーリング&聖湖一周サイクリングというとてもめずらしい内容だった。カヌーと自転車好きの私のためのツアーという気がして、参加することにした。一人でもいいけれど、大勢で行くほうがより楽しいので、いろいろな人に声をかけてみた。なかなか都合があわず、一人で行くことになりそうだったが、同僚のTさんは今日はたまたま空いているということで、一緒に参加することにした。

 待ち合わせの場所は、191のスキー場の駐車場。やや早めに到着した我々は、紅葉に染まる山々の景色を楽しんでいた。こんな中をカヤックできるということで、とてもわくわくしていた。
 少しして、山口アウトドアクラブの車が到着。その中に和田さんのほかに2名の方が乗っていた。その2名の顔を見ると、どこかで見たような・・・。なんと、錦川を下るツアーで一緒だった方々だった。偶然だ〜。そのおかげで今回は顔見知りだけでのツアーのような感じになった。

 最初はカヤック。聖湖は、カヤックなどのボートが禁止ということで、聖湖に流れ込む川下りを楽しむということだった。道端に車を止めた。
 そこは、ただの広場。車がかろうじて数台停めることができるような場所だった。まさか、こんなところで・・・と思っていると、和田さんは準備を始めた。そういわれてみると、熊笹が生い茂ったその下に川が流れている。川と言っても河原はなく、すぐに水面になっているようなところである。なんと、ここから下の川に下りてカヤックをスタートするということだった。今までのイメージでは、車を河原に停めて、そこからカヤックをスタートするというものだったのだが・・・。
 車の近くで着替えを済まし、準備を整えていよいよ川に向かう。熊笹の生い茂った場所をずんずんと下りる。そして、最後は、水の中へ、ウエットスーツを着ているとは言え、11月の川だ。ひざのあたりまでだったが、水の中に入ったので、冷たい冷たい。そして、今度はカヤックだ。どうやっておろしたかというと、ロープである程度までおろしたら、あとは、斜面の上からカヤックをすべらせて川へ下ろす(落とす?)のだ。こんな豪快なカヤックのスタートも山口アウトドアクラブならでは。

川の中で、カヤックに乗り込み、スタート。あたりは紅葉真っ只。本当に美しい景色の中をのんびりのんびりカヤックツーリング。「いいねえ〜」「綺麗だ〜」の声が自然に出る。贅沢な気分に浸りながら、紅葉を楽しんだ。外国の川を下っているかのような錯覚に陥りながら、気持ちよく下る。本当にいい雰囲気。お勧めの場所だ。
 今回の艇は、今までのものよりも極端に短いリバー用。底もフラットなため、なかなかまっすぐいかないか?とも思ったが、意外に操作できた。同僚のTさんもなかなか上手に乗りこなしていた。すごい!私が初めて乗ったときは、すぐに沈したのに・・・・。
 そんな中、さすがに和田さんだ。水面に浮かぶ水鳥のように、時々突然ロールをやったり、水面に垂直になって、移動したりと、11月の川をものともせずにしっかりと遊んでいるではないか。このテクニック、私もいつかは身につけたいと思った。でも、11月ではなく、もっと温かいときにしよう!とすぐに気持ちは沈だけはすまいモードに突入するのであった。
 聖川下りとは言っても、どこまでが川で、どこからが湖なのかの明確な境界線はない。聖湖はカヤック禁止の立て札がたっているので、その立て札があるところからかな?と思いつつ、少し川幅が広くなったところで、Uターンをすることにした。一箇所急な流れのところがあり、そこは、和田さんに押してもらいながら上ったが、そこ以外はスムーズに上ることができた。

       

 それにしても、こうして紅葉をゆっくり楽しむということなど、なかなかできないことだが、今日はしっかり堪能した。本当に贅沢な気分になった。このツアーに参加して大正解。
 昼ごろにカヤックツーリングを終え、和田さん特製のアウトドア料理。今日は、コーンスープ(卵白をあわ立てたものを乗せているとてもかわったスープ)とリゾット。どちらもとてもおいしかった。ぽかぽか陽気の中、紅葉を楽しみながらの食事。このひと時も山口アウトドアクラブのツアーの楽しみの一つ。

      

腹いっぱいになったところで、今度はサイクリング。聖湖一周。ここも、紅葉のトンネルの中を気持ちよく進む。同僚のTさんは、落ち葉が舞い落ちる道を進みながら、「冬のソナタ」の一場面のようだと言っていた。私は見ていないので何とも言えないが、いい雰囲気の道なのは確かだった。川の中は、我々だけの本当にのんびりしたツーリングたったが、さすがに道には紅葉を楽しむために来た人たちがたくさんいた。それでも、車で周るのに比べると、しっかり自然の空気をすい、適度なスピードで落ち葉の中を進むのは気持ちいい。

     

 その後、八幡高原に行く。ここで、未舗装の道に入る。この道がとっても気に入った。オフロードの醍醐味を少しだけ感じることができた。MTBの面白さにちょっと目覚めた感じがした。いままで、グレートジャーニーはMTBであるにかかわらず、一度もMTBらしい乗り方をしたことがなかった。今日、初めて未舗装の道を走ってみて、この気持ちよさは、ちょっと発見だった。こういうコースをもっと走りたいなあと思った。

         

 でこぼこの道でも結構MTBは上るのである。また、坂でも平気でどんどん進むことができた。他の人たちはそうでもなかったので、やはり、自転車通勤をしたり、ビアンキでトレーニングをした成果が現れているようで、うれしかった。
 ここは、紅葉というよりも、ススキの原の雰囲気がいい。途中、湿地帯があり、そこは、木造の通路ができて、湿地を傷めないような配慮もしてあり、尾瀬(行ったことはない)はこんな感じかな?と思うような場所もあった。木造の道の上を走るのもやわらかい感触がとても心地よかった。
 1日にカヤック、自転車とそれぞれの面白さをしっかり味わうことができて、とても充実したツーリングだった。同僚のTさんもとてもよろこんでくださった。さそったかいがあった。
 あ〜おもしろかった。

 















『つぎはぎ日本一周』