2004.9.23 大島ツーリング
22日に『つぎはぎ日本一周』をしようと、前日に準備しているところへ、Oさんと、Iちゃんが自転車を取りに来た。
23日にはチーム寺子屋の大島ツーリングがあり、そのとき、自転車を持っていないT小のMさんも参加するので、私のグレートジャーニーを貸すことにしていたのだ。
私の『つぎはぎ日本一周』の予定では、光までつながっているので、そこまで、車に自転車を積んで行き、自転車で広島方面へ行けるだけ行き、輪行で光まで帰り、次の日に大島で合流と考えていた。
しかし、2人は、一瞬耳を疑うようなことを私に要求してきたのだ〜。それは、なんと車で行くのではなく、輪行かなにかで行ってほしいというのだ。そのわけを聞いてびっくり。それは、大島ツーリングが終わった後、飲みたいというのだ。もちろんビールなどのアルコールだ。しかし、飲んでしまうと、車では帰れないので、そこで、飲まない私に帰りには運転してほしいというのだ・・・・。
最初はびっくりしたが、いつもお世話になっていることもあるし、体研の先輩でもあるO氏のたのみでもあるので、むげに断るわけにも行かず、どうしようか迷った。
まあ、断ってもよかったのであろうが、いつかは、中国山地を縦断したいと思っていたこともあるので、輪行ではなく、自転車で益田からスタートし、『つぎはぎ日本一周』をすることにしたのである。お〜なんとやさしい私ではないか!
ということで、益田から光までの様子は「こちら」
9月23日・・・ビジネスホテルで目覚めた。朝から今ひとつ天気が思わしくない。それでも、大島ツーリングのために光から大島まで行かなければならない。自転車で後戻りをしてもいいが、昨日178キロ走っているので、少しでも疲れを少なくして大島ツーリングに臨みたいということもあり、光から大島に近い大畠という駅まで、ビアンキを輪行していくことにした。雨が降ったり止んだりの電車の中だった。
大畠についたころに携帯がかかった。O氏からである。なんと、「こちらに車で向かっているが、柿木あたりからどしゃ降りで、とてもツーリングという感じではないので、今日は止めようと思う」というもの。そんな非情な〜。このまま、大島に置いておかれたのではたまったものではない。「冗談はやめて、迎えに来てくださいよ〜」と嘆願する。「行く、行く、心配せんでええけえ」という言葉。それにしても、冗談とは言え、びっくりした〜。
大島の手前の公園で待っていたが、なかなか来ない。携帯で確認すると、どうも、橋を渡ったところらしい。橋を渡ったところで、屋根に自転車を積んでいる車が見えてきた。合流である。
いよいよ、チーム寺子屋初の本格ツーリング。一緒に津和野のYさんとMさん、高津のMさんの合計7名のツーリングである。
津和野のYさんの自転車はなんと、コルナゴ。初めて実物を見る。なんと値段は50万円ぐらいということだ。どひゃ〜。しかも、予備にもう一台同じぐらいの自転車を持ってきているではないか。かっこい〜。
さあ、スタート!というときになって、なんと、私のビアンキがパンク。さっきまで乗っていたので大丈夫だと思っていたのだが・・・。それでも、何度もパンク修理をやっているし、今回は換えのチューブを持ってきていたので、すぐに交換して、出発。やれやれ。
その後、気持ちよくスタートして、快調に飛ばすが、途中で、パーンという大きな音。なんと、今度は津和野のMさんの自転車がパンク。がーん。Mさんのパンクもなおり、再びスタート。私と、津和野のMさんYさんと共にパンク修理の間に先に行っていたほかのメンバーを結構なスピードで追いかけた。チーム寺子屋では速い方の私であるが、津和野のYさん(47歳)の脚力はすごかった。平地ではついていけるが、坂になると、置いていかれてしまうのだ。自転車の値段の違いだけではない、力の差を感じた。47歳の脚力とは思えなかった。トレーニングがいかに大事かわかった。すごい人だ。
途中から雨が降り始め、だんだん強くなった。追いかけていると、雨宿りをしている先頭集団が見えてきた。大島の橋から15キロぐらい進んだところで、あまりの雨にツーリングを断念することにした。雨脚が弱くなるのをしばし待つ。雨宿りのバス停でバスを待っていた地元のおばあちゃんとも仲良くなり、記念撮影。少し、雨が弱くなってきたので、帰路につこうとしたが、今度は、高津のMさんの自転車(チューブラー)がパンク。チューブラーはパンク修理はできず、タイヤごと交換である。津和野のYさんがチューブラータイヤの予備を持っていたので、それをつけて、帰路についた。雨の中は本当によくパンクをする。雨とパンクに泣かされた最悪のコンディションの中のツーリングとなった。それでも仲間と一緒だと、これもまた、楽しい(絶対忘れない)思い出になる。
ツーリングが終わって、食事。雨がどんどん強くなってきた。雨にも濡れたので寒さを感じるほど。しかし、昨日、車をやめさせ自転車でこさせた責任からか、のぶゆき氏、いちゃん、しぶちゃんはビールを飲んでいた。 まあ、そうだろう。
食事の後は、私が車を運転して、防府のビークルという自転車店によって、自転車グッズを見てから益田に帰った。
まあ、これも思い出だ〜。
『チーム寺子屋』