ビアンキ再生プロジェクト

完成後購入したパーツ&改良 U
 何度か真砂に通勤していると坂がきつく結構膝にくる。特にギヤが重いのでトレーニングとしてはいいかもしれないけど、通勤には、もう少し軽めのギヤがほしいなあと思っていた。
 インターネットなどで、調べてみると、フロントがダブルのギヤ設定は、完成車の場合ほとんどのものが、アウター52、インナー39となっていた。ということは、私のビアンキはアウター52、インナー42なので、普通よりも重いということが分かった。フロント全部を換えトリプルにしようかなあとも考えたが、結構お金がかかる。そこで、インナーのギヤだけの交換を思いついた。これだと、全部を換えるのに比べ3分の1ぐらいの出費ですむ。
 再び通販で注文することにした。送料がかかるので、ついでに不満に思っていたものをピックアップして、一緒に注文した。
 @インナー用ギヤ  歯数 38  2835円


 Aギヤどめ用の金具(ギヤ固定ボルト)  錆てぼろぼろだったため 861円


 Bギヤどめ用金具専用工具(ペグスパナ)  199円


 Cカートリッジタイプのボトムブランケット 軸の部分の磨耗により、回転がぎこちなかったため。  1071円  


 Dシートピン 錆でぼろぼろだったため  1207円(カンパ製のため、結構高い)
 

 Eシートポスト 高さ不足だったため。 1680円


最初にシートポストの交換を行った。これは、比較的簡単にできる。ついでにシートピンも交換。実は、シートピンはカンパ製。う〜んいい感じになった。これで、ベストポジションで漕げる。


次にギヤの交換。まず、クランクをはずす。

ギヤ固定ボルトを緩め、アウター、インナーを分離する。これが、錆びていて結構てこずった。
 こんなに錆びていた・・・・。新しいものと、交換。

こうして、ばらばらになった。
 インナーを新しく購入した歯数38のものに交換し、組み立て。


 次にボトムブランケットの交換。

以前錆のため、動かなかった左側の金具を緩め、外側の金具をはずす。

 すると、内側だけが残る。これをカニ目スパナという工具ではずす。(カニ目スパナって、こうして使うんだ)


ついにボトムブランケットが全部取れる。貫通。この機会に綺麗に掃除。

そこへ、カートリッジ式のボトムブランケットを専用工具で挿入。

まずは、右側から。

次に左側。


そして、クランク、ギヤを取り付けけて完成。

 完成したところで、少し近所を走ってみた。これが、びっくりするぐらい快適。特にシートポストを交換して高くしたことで、とても漕ぎやすいポジションになった。
 ギヤもこれなら坂も楽に行けそう。
 これで、自転車のほとんどの部分はいじくったことになる。たいていのトラブルには対応できそうな気がしてきた。



















『ビアンキ再生プロジェクト』