2002.7.31〜8.1
本格的なサイクリング第2弾として、27日に寺子屋でいった田万川キャンプ場を目指すことにした。片道20キロという1年生と3年生の息子には丁度いい距離で、しかも、宿泊ができるところと言えば、やはり、ここ、田万川キャンプ場がベスト。ついこの前も利用したということも関係なく決定した。しかし、さすがにキャンプ道具一式を自転車で運ぶというのは無理なので、(将来的には道具をコンパクトにして挑戦するかも)妻に車で持っていってもらうことにし、田万川キャンプ場で合流し、宿泊することにした。
さて、朝は、キャンプ道具を車に積んだり朝食をとったりとばたばたして、結局出発は11時になった。
夏のサイクリングには、絶対欠かせない飲み物。お気に入りのコールマン製のペットボトル専用クーラーに500mlの冷えたお茶を入れ颯爽と出発。空は快晴。風もここちいい。高津川は、いつものように綺麗。
持石海岸までは、先日のサイクリングで来ているので難なくこなす。途中、昼食のおにぎりをほおばり、休憩。持石海岸は、三里ヶ浜というだけあって、結構長い。海沿いを抜け戸田近辺に来ると、坂が結構あり、子ども達にはきつそうだった。温度の掲示板は32度を示していたが、体感温度はそれ以上35,6度って感じがした。戸田から飯浦に向けてトンネルがあるが、ここの歩道がむちゃくちゃ狭い。乗って通過してもいいが、安全上ここは、おして行くことにする。全長が910メートルで、トンネルを歩いて通ったのでよけい長く感じる。
おにぎりを食べて休憩。それにしても、このトンネルを作ったときに、歩行者や自転車のことは考えていなかったとしかいいようがないほど歩道が狭い。すぐ横を大型トラックが通ると、自転車ごと吸い込まれるような感覚になる。少々時間がかかるが、押して通って正解。 トンネルを抜けると、飯浦に向かって下り坂。あまりスピードが出過ぎないように気をつけながら行く。その後、登坂車線がある坂。丁度、3人とも500mlのお茶がなくる。しかも、こういう時に限って自動販売機がない。喉は渇くし、坂はきついしで、下の息子がご機嫌ななめ。しかし、ここまで来たからには引き返すわけにはいかない。泣きそうになりながらも、なんとか、きつい坂を押してトンネル入口までくる。よくやったぞ!息子たち!
この狭さ!なんとかしてほしい。田万川トンネル全長410メートル。ここも、さっきのトンネル同様歩道がせまいため、押していくことにする。トンネルの途中で、島根県と山口県の県境があった。息子たちは、疲れながらも、県境を見てなにやらうれしそう。トンネルを抜け、今度は、下り坂。この下り坂を下りきれば、目的地の田万川キャンプ場である。道の駅で水分補給をし、妻に連絡。
県境だ〜
道の駅で記念撮影!田万川キャンプ場についたのは、午後3時だった。
キャンプ場で休憩をしていると、妻が到着。みんなで、テントを設営した。先日来た時は、土日ということもあって、満員に近い感じだったが、今日は、3つテントがあるだけで、少々さびしい感じのキャンプ場だった。しかし、こういうキャンプも、また、いいよねえと妻の話す。
自転車でここまできたぞ〜!予定では海に行って遊ぶはずだったが、なんだかんだしていて夕方5時を過ぎてしまったので海は明日にして、夕食の仕度にとりかかる。今日のメニューは、肉と野菜のローストである。これが、簡単でうまいのだ。(ダッチオーブン参照・・・枕瀬山キャンプの時)
ダッチオーブン大活躍!
ここの温泉が気持ちいい!
大人400円 子ども200円食事が済み、ここ田万川キャンプ場のすぐ横の田万川温泉に行く。疲れた体、特に足にはとても心地よい。
この明かりがいい感じ。今シーズン購入したコールマンのランタンをともし、いい感じの夜。気温も多少下がり、心地いい。疲れも手伝って、早めにテントに入り寝る。
ここの海は水が澄んでいて本当に綺麗!次の朝。朝食を食べ、海に遊びに行く。先日は波が高かったので、川側の海水浴場だったが、今日は、波も少なくいつもの海側の海水浴場に行く。
ここは、昨年も来たが、シュノーケルをすると魚がよく見える場所で、とても気に入っている。今日も、水がとても透明で海底の様子がよくわかる。浜から20メートルぐらい先の岩場にいくと、20センチぐらいのクロの群れや、20センチぐらいのキスゴなど手にとるように見れる。30センチぐらいのアイナメ、30センチぐらいのキューセン、小さいカレイが砂に上手に潜っていくところなど見えた。潜って接近しても見るだけなら 逃げないで近くまでいけるのもとても楽しい。海草をつかんで、体が浮かないようにして魚を見つめる。このぐらい魚を見ることができれば、ずっとシュノーケルをしていてもいいなあと童心にもどって楽しむ。しかし、息子たちのこともあるので、あまり長居はできない、少し見ては、息子たちの様子を見る、また、もぐっては、の繰り返し。(写真がとれなかたのがとても残念)
先日、ボートを持ってきて、寺子屋で遊んだときに、2本のパドルを束ねて1本にし、カヌーのようにして扱ったが、案外うまくできたので、今回は最初からテープで2本をぐるぐる巻きにして持ってきた。先日より楽にカヌー式にボートが楽しめた。息子たちを交代に乗せ、沖まで(とはいっても20メートル〜30メートル)出て楽しんだ。これが、本物のカヌーになる日はいったいいつの日のことなのだろうか。
海遊びが済みいよいよ帰り支度。丁度お昼になったので、道の駅で昼食。平日だというのに、結構にぎわっていた。
再び500mlの飲み物を購入して20キロの道のりにそなえる。妻は、小1の息子のことが気になって本当に帰りもサイクリングをするの?車に1台乗せようかというようなことを言ったが、やりきってこそサイクリング。小1の息子もできると信じてスタート。
帰りは、最初に坂。しかし、まだ出発したばかりということで、結構、楽に登りきる。
今日は弱音ははかないぞ!田万川トンネルは昨日と同じように押して通過。飯浦〜戸田のトンネルは、工事の関係でトンネル手前で、交通規制のため、交互通行。歩道側に車が通らない時間帯ができるので、その時だけ、乗って通過させた。私が、時々振り返り、車のヘッドライトが見えると、息子たちを止め、押すようにいう。数台の車がまとめて通った後逆方向の車が通過をするので、その時には再び乗るというようにして通る。押して通るよりも格段に時間が短くてすんだ。
写真で見てもいい景色だ〜トンネルを過ぎ戸田で、とても景色がきれいなところを発見。ここで、休憩をとる。景色があまりにも綺麗なため、しばし見とれる。こんな綺麗なところが近くにあるんだとうれしくなる。その後は、平坦な道がほとんどなので、とてもスムーズに帰ることができた。往復40キロのサイクリング。いや、もうツーリングと言ってもいいかな。息子たちよくやったぞ。そういう私も40キロの道のりでお尻がいたい・・・。